会社で(社会で)戦うためには武器が必要だよね、と当たり前のことを思った話

書こうと思ったきっかけはコレ

ここで大事なのは「プログラミングしてる奴はゲーム作れたりExcel出来たりすることを期待されている」、という事実である。

新人研修で感じた自分への期待(要求レベル?)

「期待」という言葉には若干ニュアンスの違いがあるけど、
例えば
「えれぴーって情報系でしかも院出てるんでしょ?」
「じゃあネットワークからコンピュータアーキテクチャからプログラミングも、
Officeソフトの使い方は完璧でしかもマクロもスラスラ書けるよね?」
といったように思われてる節があった。*1

最初は「情報系にもいろいろジャンルがあるんだよクソがー」くらいに思ったけど、
「知ってることを期待されてる」から仕方ないと思って復習したり新しく勉強したりした。

で、その結果同期の中にも
「えれぴーにまかせときゃダイジョブだろ」
といったようにいい加減なことを言ってイラっとさせてくる奴も出現した。
でも一方で、
「えれぴーが近くにいるからいろいろ聞いとこう!」*2
といって聞いてきてくれるひとも居た。

このへんはいろいろと自分の勉強になったポイントだった。
「情報系でした」って言ったときに素人から抱かれるイメージが万能すぎて追いつけてなかった。
でもってそれを最初うざいなーって思った。

よくよく考えてみると、おそらく他人の期待には応えないと信頼・評価されない。
ということはなんでも出来ないとダメなんだよねやっぱ。

「あのひとは何ができるんだろう?」ってひとに期待はできない

そんなこんなで、同期の間では自分の武器の1つが「情報系を出て身に付けた知識(と更に身に付けるための土台)」だと思った。これを伸ばしていこうと。
でも周りを見渡すと、自分の目からみて「この人の武器はこれだ!」と思うものがある人とない人がいる。
そして、その武器の有無と「この人仕事できそうだな」と思うかどうかは強く結びついているとうに感じた。
「やさしそう」とかは武器にならないと思った、それだけじゃ。
同期の間でも差が生まれるのだから、
これから先輩や後輩と比較されても自分のほうが出来ると思わせるのはきっと大変。

で、最初のプログラミングできるひとの話に戻る

プログラミングができるひとに対し、
Webサイトが作れたりExcelが出来たりゲームが作れたりする、
という項目が期待されているが、「実際はそうではない」という話だった。
ということは、Webサイトが作れたりExcelが出来たりゲームが作れたりすれば、
「プログラミングできるひと」という(よくわからない)母集団の中では武器を得たことになる。
でも、さらに「普通の素人」に「このひとスゲー!」って思わせるためには、
上の3つが出来て当然でさらにプラスアルファが必要。

今IT企業に努めていて、プログラミングが出来る人間なんて掃いて捨てるほどいるし、
たぶんその中にはExcelが出来てWebサイトが作れてゲームが作れるひとが*3けっこうな数いる。

そんな中で勝ち上がってくためには自分も別の武器を探さないといけないなぁ。
「計算機科学を勉強してきた」ってのが武器になると思うんだけど、どうだろ。*4

*1:研修で復習するまでOSI参照モデルの暗記とかしてなかったのに・・・!

*2:配属の関係で離れるひともそこそこいたりしたので

*3:必要かはともかく

*4:このまま勉強続けることを仮定して。