LinuxMintでLinuxを始めてみよう〜導入編
2012/2/13 追記
Linux mintの導入についての記事を以下に書きましたが、
mintでは日本語入力まわりなど若干の面倒が(当初の想定よりも多く)あるようです。
なので、以下を見てmintを入れるときには、
何か不都合があったときに対処できる・対処してくれる人が身近にいる
かどうかをよく考えることをオススメします。
自分にヒマができたらそのへんいろいろとまとめてみようと思いますが。
以下本編
研究室の後輩が卒論を書くにあたり、何で書いたらいいですかねぇって言ってきたので、
「何かLinux系のを入れてemacs使って書いたらいいんじゃない?」とアドバイスしました。
本人もそうしようと思ったらしく、いろいろ自分と周りで教えながら設定などなどやっているところです。
なのでアクセス目当てもといメモ替わりに、B4向けLinux事始め的な記事を書いてみようと思った次第です。
冗談(直感的なイメージを優先して嘘を付いている部分)もあるので目くじらを立てないでください。
今回の目標
WindowsにVirtualBoxを入れ、その上でLinuxMintを動かす。
はじめに
なぜVIrtualBox?
無料で使えるから。
別に他の無料のでもいいのですが、自分が今まで使っていて不都合が特に無かったので。
また、デュアルブートに比べて何か問題があったときに対処しやすいから。
なぜLinuxMint?
自分はずっとUbuntuを使ってきたのですが、
そこらの雑誌とかを見ると「今Mintが流行ってる!」と書いてあるので、
題材にはちょうどいいと思いました。
しかもUbuntuがベースなので、Ubuntuのネット上での情報の多さの恩恵を受けられると思われるからです。*1
その他注意
VirtualBoxで仮想マシンを動かすには少しはパワーが必要です。古いノートPCとかだと厳しいかも。
STEP1:VirtualBoxのインストール
ここDownloads – Oracle VM VirtualBoxから
VirtualBox platform packagesのWindowsHostのものをダウンロードしインストールしましょう。*2
詳細は割愛します。
STEP2:LinuxMintのダウンロード
ここhttp://linuxmint.com/から「LinuxMint12」(書いている時点で最新)をダウンロード。*3
The full-featured standard versionのisoのうちお好きなほうをゲットしましょう。
32?64?って人は32にしておけばいい。と思う。
STEP3:仮想マシンをつくろう
ダウンロードできたら、VirtualBoxを起動しましょう。
画像では既に二つマシンがありますが、気にしない。
まず「新規」をクリックし、仮想マシンを作りましょう。
仮想マシンの名前を入力。わかりやすいように"Mint"にします。
そして「今から入れる」OSを選択。オペレーティングシステムはLinux、バージョンはOtherLinuxにします。
(バージョンを"Ubuntu"にしてもいいという情報もあり。たぶんどっちでもいい。)
メモリを割り当て。適切な数値を推奨してくれるので、従っておきましょう。
起動ディスクは新しく作ります。既存の〜のところにMIntとかありますが、
こちらの都合です。初めて使うときは空欄だと思います。
なぜかここは英語。VDIを選択しましょう。
上のDynamically allocatedを選択。fixしたほうが速いようなことが書いてありますが、
どの程度差が出てくるか私は知りません・・・
特にこだわらないorわからないときは上。
ハードディスクはどのくらい使いますか、と。
初期が8GBになってますが、お使いのPCと相談しながら20GBくらいあると安心かも。
Create!
で仮想マシンができます。
STEP4:仮想マシンにLinuxMintを入れよう
やっと本丸です。
今作ったマシンを起動しましょう。
次へ
フォルダっぽいマークを押して
さっきダウンロードしたLinuxMintを選択
起動しましょう。
けっこう時間がかかるかもしれませんが、起動しました。
デスクトップに表示されているディスクをダブルクリックしてインストールを開始します。
日本語を選択。
順に選んで&記入していくと、インストールが終了し再起動をします。
再起動できない場合は、VirtualBoxメニューのデバイスからLinuxMintのディスクを除去すると上手くいくかもしれません。
おわりに
ここまで済めば「LinuxMintを動かせる」状態にはなりました。
しかし、「満足に動かせる」状態にはなっていないはずです。
次は最初に必要そうな設定について書こうと思います。
また今回の手順はUbuntuのイメージをダウンロードしてきてUbuntuをインストールしてもほぼ同じです。