お礼のメール(もしくは手紙)は必要なんだろうか

就活において、企業の説明会や選考・面接に参加したあとの「お礼のメール」が必須のように書いているところがある。
説明会の質問コーナーにおける「本日は貴重なお話をどうもありがとうございました」と同じで、本当に必要なことなのか甚だ疑問。
(なので自分は就活中一度もしなかった・・・)

本当に必要なのかと疑う理由を以下に並べ立ててみる!

必須らしいから、としてるお礼に気持ちなんて入ってないから

お礼のメールはするべき!といった情報が溢れてるのは企業側も十分承知だろう。
そんな中で、テンプレ通りの文章から感謝の気持ちが伝わるかというと怪しい。
丁寧に説明してもらって好感が持てた場合は、その後の選考に参加すればいいし、その説明会から出てくときに一言「ありがとうございました」って伝えれば十分だと思う。*1
「社員の印象に残りたい!」というのが目的ならピンクのスーツでも着ていけばよろしい。

相手の時間を割かせるから

メールでも手紙でも、送ったら相手は確認をしないといけない。
ただでさえ採用活動真っ只中で忙しいであろう相手の時間を、要約すると「ありがとうございました私に好感持ってください」という連絡で奪うのはどうかなぁと思う。

相手に個人情報の管理の手間をかけさせるから

学生の個人情報の管理をどういった方法でやってるのかは企業ごとに違うだろうから本当のところはわからないけど、
相手にメールなり手紙なり送ったら、向こうはこちらの情報をある程度気をつけて扱う必要がでてくる。
個人情報にうるさいこんな世の中じゃ。*2
お礼状なんて送った日には、向こうは読んでからシュレッダーにかけて適切な処分をする必要があるんじゃないだろうか?
手間。きっと手間。学生が200人受けて100人からお礼のメールなんて来たらそれらの管理はけっこう面倒なことになるんじゃないだろうか。

まとめ

もしかしたら自分がめんどうくさがってしなかったことを正当化したいのかもしれない。
もちろん手紙やメールを送ることがマナー(もしくは社会人としての常識)として必要な場面もあるでしょう。
けど、お礼のメール(もしくは手紙)が必須だ!ということを鵜呑みに、本当にその場面で必須なのかどうか自分で考える必要はあるんじゃないでしょうか。

*1:自分はそうしてた

*2:ポイズン