大学に入ったらすべきこと その1
東北大学はGW開けに授業が開始するようです。
今年から東北大に入る人にとっては出鼻をくじかれた感じですが、
大学生活は結構楽しいと思うので、希望を持ってスタートしたらいいと思います。*1
また、今回の地震でご家族(特に親御さん)をなくされた方もいるかもしれません。
これからの生活ももちろんですが「学費の心配」は大きいかと思います。
そういった方には東北大やその他団体からいろいろな支援が受けられるようです。
特にどれかをオススメするつもりはありませんが、可能なら自分でいろいろ調べてみてください。
学ぶことを諦めてしまわないでください。
さて、ここからは大学に入ってからこんなことしたらいいと思うよ、ってことを書きます。
東北大に限った話はしないつもりです
いくつかの記事に分けて書きます。シリーズ化です。
学部の4年間を想定して書きます。
面倒だったら各回の「まとめ」だけ読めばいいと思うな。
まず自己紹介
まずは自分のあゆみを。
地方の県立進学校を卒業して、
2006年に東北大学工学部電気情報物理工学科に入りました。
これは前の名前で、今の名前は情報知能システム総合学科です。
2010年に卒業して、今は東北大学大学院に居ます。
大学は4年で卒業をしました。先生に泣きついて単位をもらうようなことはありませんでした。
また、サークルとバイトはやってました。
ボランティアをやったり、何かコンテストで賞をもらったり、Rubyのコミッタだったり、勉強会を主催したことはありません。
MHP2Gにはまったことはありました。
なんと”普通の大学生”でしょう。
以下そんな普通の大学生から、学部の過ごし方のアドバイスを書こうかと思います。
これを読んでる修士や社会人は補足なんてしてくれたら嬉しいです。
サークル(もしくは学外の団体)に入ろう&バイトをしよう
さて、第一回はサークルに入ることとバイトやれってことです。
いろいろと捗りますよ。
サークルに入ると何がうれしいのか
- 友達ができる(少なくとも人とのつながりができる)
休んだ授業のプリント見せてもらったり、勉強教えあったり。
なれない生活で「知った顔」があるだけで、精神的な安定度が全然違います。
「おなべのフタ」と「せいどうのたて」くらいは違います。
- (部室があれば)居場所ができる
大学生の授業には「合間」というものが存在します。
「3限の90分間が空いた」場合に部室があるって便利です。
サークルの部室には漫画とか娯楽があるところも結構多く、
いい意味での「たまり場」の存在は貴重です。
コミュニケーションの場になるでしょう。
- 先輩(後輩)と知り合う事ができる
ありがちなメリットとしては、去年の授業を受けた先輩から過去問をもらってー、なんてのがあります。
過去問に限らず、上の学年の人との交流は自分の将来(近くも遠くも)を考える上でいろいろと参考になるでしょう。
バイトをすると何がうれしいのか
- お金がもらえる
- 社会勉強
- 就活するとき話のネタになる
- 大学生以外と知り合えるきっかけになる
あたりが挙げられます。
当然お金がもらえる。いろいろ使う機会も増えます。
教科書高いし、飲み会はあるし。就活でも大分使うし。
また、「働く」ってことを比較的気軽に体験できるのは学生のうちです。
バイトすらしたことない人がいきなり働けない、と個人的には思います。
もし将来やりたいことがある程度定まっているのなら、
それをやってる会社でアルバイトしてみましょう。
コネができるし、技術も身につくなどいいことづくめです。
あと学生じゃない人と触れ合う機会も大事だと思います。
世界は広がります。
サークル入らない・バイトやってない だと何が困るのか
- 良くないサークルもある
政治的・宗教的に偏ったサークルも存在します。別にそういう思考の人がそういう集団に属するのはいいのですが、「何も知らない人間を」引き込む集団もあるので注意されたし。
- 人間関係が煩わしい場合も
嫌な奴がいて面倒なことになる可能性も、あるにはあります。
- 大学生はサークルに入ってバイトしてるのが普通だと思われている
いいことではないと思います。正直。
いいサークル無かったら入りたくないだろうし、
バイトする暇があったら勉強したいかもしれない。
でも、世の中、大学の中でも外でも、サークルとバイトはやってて普通だと思われている、というのが自分の実感です。
だから初対面だと
- 出身は?
- サークルは?
- バイトは?
- 趣味は?
なんてありがちな質問です。
ここで「サークルとかなにやってんの?」「やってないんですよー」「へー」「はい。」「・・・」「・・・」
としか会話できないようだったら何とかしたほうがいいと思いますよ、コミュ力的な意味で。
相手だって無難な質問をしたはずなのに、答えが返ってこないわけで、
正直困ります。てか困った経験があるからこうして何か入っておけといっているわけです。
もし「どうしても入りたくない!」わけじゃないのであれば。
サークルとバイトの片方でもいいので。
馴染めなかったらやめればいいんですよ、サークルやバイトなんてそんなもんです。気楽に気楽に。*2
まとめ
一言で言うと
サークルとバイトはやっとけ。最悪片方でもいいから。
ということです。
理由は、
- 周り(社会)はそれを望んでいる(と思う)から
- 生きていく(卒業して、その後仕事に就く)のに必須であろう「人間関係」を作れるから。
です。