「MPのない音楽会」に行ってきた
昨日は「しかしMPがたりない」という団体の第一回定期演奏会に行ってきたので、感想など書いてみる。
会場は仙台の戦災復興記念館。キャパは270人だったんだけど、結構な人が入っていた。
学生がやるイベントなので、客もメンバーの友達が中心かと思いきや、
中高年の方や子供(親子連れ?)まで幅広く居たのは意外だった。
またオタク学生が多いと思って行ったけど、女子多い。
ゲーム好きの女子は多いのか。モンハンも売れるわけだ・・・
曲の間の劇や演出なども結構笑えた。以下ざっくりと箇条書き。
よかったところ
- 仙台でゲーム音楽のコンサートが聴けたこと
東京とかが多いからね。
- 小ネタ(寸劇?)がけっこう笑えた
スーファミのカセットを吹いてもつかないときは、本体のスロットを吹いた子供時代。ほんとは端子によくない。
- パンフや会場での注意事項など、「ゲーム」という世界観を押し出しててよかった
来場者の知識を前提としていろいろ出来るっていいよね。
いまいちだったところ
- 曲によって練習してないカンジがバレてるのがあった
や、みなさん忙しいんだろうけども、客読んでやる以上は無料だろうとある程度・・・
- 前半と後半がDISC1とDISC2だった
ブログのデザインや当日の様子からは、「ゲームボーイ・ファミコン・スーファミ」をメインとした世界を設定していると感じられたのに、「DISC」の名前で前後半を分けていたのは、個人的な感想としては最低。ぶちこわし。
確かにFF8,9あたりの曲もやってたけど、妥協案としては「第○章」とかにしたほうがよかったんじゃないのか・・・
- パンフをもっと頑張ってほしい
これはお金とか時間とか大変だろうけど、贅沢をいえば。パンフが「取り扱い説明書」の体ならスーファミの取説と同じサイズにすると面白いと思う。あと表紙のコピーライトのマークが左右逆。ページ4が二つあってページ5が無い。
- 演奏中のスクリーンの使い方
権利が絡む気がするけど、これも贅沢言えばゲーム画面を映したりできたら面白いと思う。演奏中はほとんどスクリーン空気だった。最低限演奏中の曲目(か元ネタのゲームタイトル)を映してもらえるとすごくうれしい。
- トライエースメドレーになったとたん会場が「?」ってなった
これはそのまま。
- DISC2の前半が残念
任天堂のメドレーはすごくよかった。スーパードンキーコング流れたときは「おおっ」て思ったし、スーパーマリオRPGの森の中のBGMのときは懐かしさが込みあげてきた。
だがしかし、FF9のいつか帰るところが問題。
オープニング画面の曲だからループしてるのはわかるんだけど、演奏の終わらせ方がなんだかしっくりこない。無理やり他の曲につなげるとかしたほうがよかったのでは・・・
後ろの任天堂メドレーがよかっただけに、ますます無駄感が強くなってしまったかと。良い曲なのに・・・
その他
- FCBみたいになってほしい
実物見たことないけどかなり面白そう。(みずしな孝之氏の漫画を見てると)
演奏した曲の(ゲーム)タイトルをあてるアソビもできたり、寸劇の完成度も高いらしい。
これは団体の規模とか、金を取るかどうかに大きく左右されると思うのだけど、希望としては。
- ピアノ・コントラバスの人がかわいかった
移動大変そう・・・
まだまだ思い出すといろいろありそう。
散々悪口に見えそうなこと書いたけど、
感想は(友人ともども)「良いイベントだった、また行きたい」です。
ただ、それと同時に「今後に期待」でもある。
今回のイベントで、「参加したい!」とか「楽器はできないけど他の面で協力したい!」という人は出てきたはず。(自分もネ)
これからどういう方向に進むのかわからないが、楽しませていただきました。
次回はぜひ聖剣伝説シリーズを・・・