オープンキャンパス終了!


学生ガイドを二日間全うしてきた。
といっても実際案内したのは4、5組と機会は少なかったうえ、
親御さんの御案内が多かった。
こうやって高校生や編入考えてる人、親御さんと話してみて思ったのは
大学院に多くの人が進学すること、また修士が2年で博士が3年ってこと(そもそも修士や博士)を知らないんだなぁということ。
自分は高校のころから大学院まで行って修士2年で卒業しようと考えてたけど
まあ社会全体でいったら別に当たり前のことじゃないんだよなぁと。
自分が大学院入ってドクター以上のすごい先輩とかたくさんいてうわー自分とかダメだわうわーって思っていたけど、
一歩そとから見たら自分の境遇でも十分すごいんじゃないかと思った。
別に俺SUGEEEEEって言いたいんじゃなくて、自分の思っている以上に社会から求められるものって多いんじゃないかと思った。なんとなく。

あとそれとは関係なしに、普段見られない他の研究室がいっぱい見られたのは楽しかった。
やっぱり実験系の研究室は「他人に見せる」という点では有利だよなー。
うちの研究室もデモをやってたけど
「こんなふうにプログラムが云々」っていってもなかなかそのへんのお母様とかにはインパクト薄いよね。
それよか「電気自動車が走ってるよ!」って言ったほうがインパクトあるし、
そういった「見てわかりやすい」ところのほうがガイドとしては案内しやすかった。
そこからわかるのは、一般の人からみて「すごい(=大事な)研究かどうか」っていうのは、
「1ステップで実世界で役に立つ研究かどうか」だってことじゃないかな。
「この研究でガンが見つけやすくなります!」とか。
「この研究をもとにすればより複雑なプログラムを検証できるようになります!」だと、
そこから身近なとこに役立つまでもうちょっと段階があるだろうし・・・

でも、本当にすごい研究って、
世の中の人が「何がすごいの?当たり前じゃん」って思うようなことを生み出すことなんじゃないかね。


・・・と、こんなことをつらつらと考えるくらい
ガイドの間は余裕がありましたとさ。
@fuekumaさんに特定されてしまったんじゃないかと思うくらいつぶやいたり。別に構わないんだけどね。