最近のTwitterに違和感があるんだけど。
Twitter特集ということで話題になっていた週刊ダイヤモンドを読んでみた。
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/01/18
- メディア: 雑誌
- 購入: 12人 クリック: 254回
- この商品を含むブログ (52件) を見る
勝間和代と広瀬香美のせいでTwitterのあり方が変わってる。
記事内では、広瀬香美が「初級編」としてTwitterの使い方を、勝間和代が「上級編」としてTwitter活用方法を述べている。
特に気にさわる気に掛かるのは勝間和代のほう。
「やってる人、やってない人のあいだにものすごい情報格差が生じると思うんですよ。」
ツイッターは助け合いと善意で成り立っているメディアである。フォローされたらフォロー返ししよう。フォローしている人が困っていたら助け舟を出そう。
特に2番目は、Mixi某SNSで「あしあとつけたらコメ返しはジョーシキでしょ☆」に似たような苛立ちを覚えた部分で。
Twitter公式には、
Twitter で友人、親類、同僚らとつながることで、みんなが今どういう状態なのかがわかりながらも、特にその近況報告に自分が反応することを期待されることもない、という状況ができあがるのです。つまり都合のいい時に情報に出入りでき、しかし、時間が経てば経つほど注意を払うことを期待されるといった状況にはならないのです。またユーザーは、誰の近況報告を、いつ、どの媒体で受け取るかを細かく調整することができます。たとえば、Twitterからの受信を夕食どきには自動的に停止する設定も用意してありますし、ユーザーは Twitterを使った近況報告をいつでもやめられます。
つまり、ユーザーはTwitter を好みの設定にカスタマイズできるのです。友人たちの情報を大量に受け取るのか、少しだけにしておくのか、それはユーザー次第です。
とある。公式の意見がすべてで無いと思うけど、フォローの強制のようなことを言うのはなんだかなぁと思った。
広瀬&勝間のTwitter上でのもろもろの発言が悪い意味で気になり始めたのは、
広瀬香美がネット上以外でTwitterを宣伝始めたころ。
それまではヒウィッヒヒーとポストするくらいムードに乗っかっていた自分だったけど。
どうも、「みんなもやろうよTwitter」と宣伝をするのは何か納得いかない。*1
「ゆるい」もんでしょTwitterって
Twitterって、本来は
「ゆるいつながり」が魅力的なもの(サービス)
だと思ってて。
上に引用した公式の文面もそういうことをいってるんだと思う。
誰かをFollowするのも、Removeするのも、話しかけられて返事してもしなくても自由。
誰もFollowしないで自分のブログみたいにするとか、
自分は何もつぶやかずにみんなのつぶやきを眺めるとか
使い方も自由。
そういうものだったと思う。*2
これはこうやって使って、ここを楽しむものだ!っていうのが無かったからこそRTやハッシュタグなどが生まれてきた。
よく言う「ユーザーたちが創り上げてきた」って部分。
なのに勝間&広瀬はTwitterの利用の仕方や楽しみ方を「こう!」と固定してTwitterを広めてる気がしてならない。
有名人であるからそれが強まってるのだろうけど。
ユーザーの増加=質の低下
ちょっと前に「つぶやきの質(笑)」というのがTLで話題になった気もするけどしっかり追ってないので割愛。
2008年からTwitterをはじめていて、最初の印象は
「ここには面白い人が集まってる」というものだった。
もう一回ブームは去っていた時期だけど、このころのTwitterユーザーって
ネット上で何か面白いもの、新しいものはないかというアンテナを働かせている層だったと思う。
アーリーアダプタほどではないけれど、っていう人たち。
そういう「自分より先を行ってる、面白い人達」の発言を見てるのはすごく楽しかったし、
そんな中に自分も居るというささやかな喜びみたいなものがあった。
でも今のTwitterはそれほどでもなく、みんなやってるものになってしまった。
自分は出会ったことないけど、いつか現れる気がする。
「@飛ばしたのに返事なしかよ」と言い出す人。
勝間によって「フォローされたらフォローし返すのが正しい」
と使い方を固定されたような人が。